ASUSTOR、NASのエントリーモデル2製品、最新のIntel Celeronプロセッサ採用、4K動画も滑らかに再生

　株式会社ユニスターは27日、ASUSTOR製NASの2ベイモデル「AS3102T」と4ベイモデル「AS3104T」の取り扱いを開始したと発表した。AS3102Tは10月31日、AS3104Tは11月中旬の発売予定。店頭予想実売価格（税込）は、AS3102Tが3万6800円、AS3104Tが5万6800円。

「AS3012T」

「AS3014T」

　両モデルともCPUはIntel Celeron N3050 Braswell 1.6GHz（ブースト時2.16GHz）デュアルコアプロセッサおよびDDR3L 2GBのデュアルチャンネルメモリを採用。AS3102TはRAID 1構成で読み取り速度は110MB/s、書き込み速度は112MB/s、AS3104TはRAID 5構成で読み取り速度・書き込み速度はともに112MB/sを実現。AES-NIハードウェア暗号化エンジンが搭載され、リアルタイムでデータを暗号化して保護することも可能だ。

　HDMI出力による4K動画再生に対応するほか、H.264（AVC）形式対応のメディアコンバーターはIntel CPUハードウェア加速機能とASUSTORのHyper-Transcoding技術により、通常の10分の1の時間で変換することで動画を滑らかに再生するという。写真・動画・音楽などの各種メディアファイルを管理・再生できるアプリが提供されるほか、マルチメディアサーバーアプリケーションにより、PC／タブレット／スマートフォン上のUPnP/DLNAプレーヤーへストリーミングすることが可能。また、4つのカメラライセンスが付属し、IPカメラがあれば監視システムを構築することもできる。

　両モデルともインターフェイスはHDMIポート×1、USB 3.0ポート×2、ギガビット対応の有線LANポート×1。モードはAS3102TがRAID 0/1/JBOD、AS3104TがRAID 0/1/5/6/10/JBODに対応。本体サイズは、AS3102Tが165×102×218mm（高さ×幅×奥行き）で、重さは1.17kg。AS3104Tが165×164×218mm（高さ×幅×奥行き）で、重さは1.6kg。保証期間は3年間。

　工具不要でセットアップできる設計となっており、外側のカバーはスライディングすることで、必要に応じて取り外すことができる。また、内部HDDのレールと外側カバーはつまみネジを使用するため、別途ドライバーを使わずに簡単に組み立てることができる。本体前面はダイアモンドプレート加工が施されている。