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ルーターがハングアップすると強制的に再起動するIoTデバイス、目標額の20倍を突破

 トラフィックの増加や外部からの攻撃などによってルーターがハングアップし、外出先から操作を受け付けなくなってしまうのはよくあること。こうした場合にルーターを自動的に再起動してくれる「WiReboot」なるIoTデバイスが、Kickstarterで目標の20倍にも当たる額を集めるなど大人気となっている。電源コネクターを中継するような形で取り付けるこの製品、通信を常時モニタリングし、問題が発生すると電源供給をいったんストップして強制的に再起動させるという仕組み。また、アドオンを追加することで室内温度を監視して、警告メールを送る機能もあるのだとか。電源コネクターの形状は千差万別であるにもかかわらず、市場のルーターの95%と互換性があるとアピールしていたりと、仕様がやや不明瞭な部分もあるが、単価も約2000円からと安価で、かつ目標額が低かったこともあり、すでに目標額の20倍を超える資金の獲得に成功している。残りおよそ20日、どこまで金額を伸ばすのかにも注目だ。