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国税庁が暗号資産の押収を発表→ウォレットのマスターキーも公開、即盗難されてしまう

 暗号資産の押収を発表した韓国国税庁のプレスリリースに、ウォレットのマスターキーが写り込んでいたことから、即座に盗難される事件があった。

 これは韓国国税庁が高額脱税者124人に対する家宅捜索の結果、約560万ドル相当の暗号資産が保存されたUSBメモリ4個を発見、押収したというプレスリリース。押収物をテーブルに並べた写真が公開されたのだが、そこに写っているLedgerハードウェアウォレットとともに、暗号資産を別のデバイスに復元するためのマスターキーであるニーモニックコードのメモがぼかされることなく写り込んでいたことから、プレスリリースが公開されて間もなく、約560万ドルのうち約440万ドル相当が何者かによって3回に分けて別のアドレスに転送されてしまったという。韓国国税庁はこの漏えいを謝罪するプレスリリースを新たに公開。送金経路の追跡と資金の回収に取り組むことを表明している。

 ネットオークションでギフトカードのコードを誤って掲載し盗難に遭うミスはまれに見かけるが、今回はスケールが桁違いで、高すぎる勉強代になったと言えそうだ。