やじうまWatch

古文書の解析から雑誌の袋とじまで? 本を開かずに中身を読めるMITの技術が話題に

 MITメディアラボが発表した、本を閉じた状態で内容でスキャンできる技術が、ネット上で大きな話題になっている。これは、テラヘルツ波が化学物質ごとに吸収率が異なるという特性を活かし、書籍にテラヘルツ波を照射することで、白紙の部分とインクの部分とを、本を閉じた状態のまま見分けるというもの。ネット上ではこれまで読み取りが困難だった古文書の解析を期待する人もいれば、雑誌付録の袋とじを未開封のまま読めると喜んでいる人もいたりと反応はさまざまだが、動画を見る限りではアルファベットの種類がぼんやりと判別できるレベルでしかなく、また、現状では解析可能なのは9ページ以内にとどまっているとのことで、センセーショナルな見出しだけがやや独り歩きしている印象だ。このニュースに関心のある人には、YouTubeのムービーをチェックすることをおすすめする。