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2本のアームを手足のように使える国産ドローン、その紹介ムービーが海外で話題に

 国内メーカーが開発したドローンの動画が、海外で話題になっている。これは産業用ドローン専用メーカーのプロドローン社が開発した「PD6B-AW-ARM」で、世界初とされる2本のロボットアームを搭載していることが特徴。このアームは最大約10kgもの耐荷重があり、空中に浮遊したまま荷物をキャッチし、目的地までそのまま輸送できるという。動画ではデッキチェアを空中でつかんで目的地まで運ぶデモンストレーションに加えて、アームを脚のように使い、止まり木に見立てた柵につかまる様子などが紹介されている。海外のドローン見本市での展示が初出だったためか、YouTubeの動画を紹介するツイートは日本語以外がほとんどで、再生数はここ2~3日でぐんぐん伸びている。産業用ということで個人で入手できる価格帯の製品ではないと考えられるが、夢が膨らむ製品であることに違いはない。今後、さらに詳細な情報が公開されることを期待したいところだ。