やじうまWatch
広告ブロック機能「Adblock Plus」、広告表示ツールの提供を開始し波紋呼ぶ
2016年9月16日 06:00
Chromeなどで使える広告ブロック機能として人気の高い拡張機能「Adblock Plus」が、広告表示ツールの提供を開始すると発表し、海外で波紋を広げている。もともとAdblock Plusは、一部の広告をホワイトリストに追加して表示可能にする施策を数年前から行っていたが、今回はそれをさらに一歩進め、同社が提供するツールによって特定のコードを挿入した広告を、例外的に表示できるようにするというもの。ツールを使った広告であれば無条件に表示するわけではなく、同社の基準に沿った「控えめな広告」だけを選別して掲載するそうなのだが、とはいっても恣意的な運用のおそれもあるこの機能、デフォルトの設定ではオンになっていることもあり、利用者から問題視されているというわけ。この件に言及した公式ブログはコメント欄が炎上状態にあり、沈静化の兆しは見えない。まだベータ版であるこのツール、正式リリースまでには何らかの方針が変更されることはあるのだろうか。
- Adblock Plus now sells ads(The Verge)
http://www.theverge.com/2016/9/13/12890050/adblock-plus-now-sells-ads - New Acceptable Ads Platform launches, will redefine RTB and help small websites(Adblock Plus and (a little) more)
https://adblockplus.org/blog/new-acceptable-ads-platform-launches-bringing-feedback-to-rtb-and-help-to-small-websites - 拡張機能「AdBlock Plus」に「受け入れられる広告」表示機能、波紋を呼ぶ(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/498107.html