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人口10万人当たりの書店数、最も多い都道府県はどこ? 調査結果が明らかに

 出版不況などにより、減少の一途をたどる街の書店。近所に本屋がまったくなくなってしまった人も珍しくないわけだが、タウンページの発行元であるNTTタウンページが、電話帳データを使って調査した「人口10万人当たりの書店数が最も多い都道府県」を公開した。それによると、人口10万人当たりで最も書店数が多いのは福井県で、以下、徳島県、石川県と続くのだとか。傾向としては、日本海側と四国が多く、なかでも四国は4県ともトップ10入りを果たしているというから面白い。プレスリリースでは、新聞購読率や全国学力テストの正答率、「塾・進学教室」の電話帳掲載件数など、さまざまな要素と絡めて解析を行っており、その内容はなかなか興味深い。このほか、書店の登録件数がこの10年で3割以上も減少しているなど、書店にまつわるさまざまな調査結果がまとめられているので、業界関係者も含めて興味のある人は要チェックだ。