やじうまWatch

人工知能にテック系記事を書かせるウェブメディアが国内初お目見え、その実力やいかに?

 人工知能に記事を書かせるという試みは以前から海外で行われており、リオ五輪の際はワシントンポストが「AI記者」を起用して試合結果やメダル数を伝える記事を作成していたのは記憶に新しい。このたび国内でも、人工知能を使って記事を執筆するウェブメディアが登場した。これは、ビットエーが運営するデジタルマーケティング関連のウェブメディア「BITAデジマラボ」で、自動ライティングツールを開発する米Articooloとの提携により、人工知能によって書かれた記事の提供を開始するというもの。利用するツールは、キーワードをもとにした文章の自動生成を得意としており、現時点では英語版のみであることから、英語で作成された記事を編集部が翻訳を行った後、提供するのだとか。実際に公開された記事を見る限りでは、まだ辻褄が合っていない文章も多く、SEOを目的としたワードサラダのようだとの声もあるが、人工知能が書いたと知らなければ、違和感を感じないまま読み流す人もいそうなレベル。今後どこまで進化するのか、恐ろしくもあり楽しみだ。