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作者のセンスが光る、百人一首の和歌をそれぞれ5文字に要約した「ショート和歌」が面白い

 お正月にまつわるネタとして、この三が日にTwitterを中心に話題になっていたのが、百人一首の和歌をそれぞれ5文字に要約したコンテンツ。サイト「ねこいりねこ」が公開しているもので、例えば「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか」であれば「恋が即バレ」、「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」であれば「死ぬの中止」といった具合に、技巧を凝らした句をバッサリと斬って捨てた5文字の「ショート和歌」は、百人一首の和歌の意味に詳しければ詳しいほどじわじわくると評判だ。あくまでもネタサイトではあるものの、百人一首の句の意味を知りたい人にとっては、これはこれでとっかかりとして悪くないかもしれない。ちなみに公開されたのは2007年と、節目の10年目に話題になるというのも面白い。