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消えたページのアーカイブを自動表示、Internet ArchiveからChromeの拡張機能が登場

 Internet Archiveの「Wayback Machine」といえば、過去のウェブページのアーカイブを保存してくれるサービスだ。ページが消失している場合や、ページの過去バージョンを見たい場合にお世話になったことがある人は多いはずだが、このたびこの「Wayback Machine」の公式Chrome拡張機能が登場した。過去ページを見るための拡張機能は数多く出回っているが、それらの多くはページのURLを読み取って「Wayback Machine」にジャンプするだけなのに対し、今回の拡張機能はステータスが「404 Not Found」の場合にのみ自動検索が行われ、過去のアーカイブへのリンクを自動的に表示してくれるのが特徴。現時点ではうまく認識できないページもあるようで、404を表示したまま無反応となることもしばしばだが、純正ツールということで今後改良されて使いやすくなっていくことが期待される。入れていて邪魔になるタイプの拡張機能ではないので、Chromeユーザーはインストールしておいてはいかがだろうか。