やじうまWatch

OEMとODMの違いって? UPQのディスプレイ仕様誤表記問題であるページが注目を集める

 先週ネット界隈で大いに話題になったのが、120Hz倍速表示対応がウリだったUPQ社のディスプレイが、実は60Hzだったという問題。よりによって製品の最大のウリであるはずの部分が間違っていたことに対して、メーカーとは何ぞやという議論にまで話が発展し、いまだ火はくすぶり続けている。そんな中、ジェトロ(日本貿易振興機構)が公開している、OEM生産とODM生産の違いにまつわる記事が、ネットで注目を集めている。今回の場合、UPQが設計を行った上で外部に生産を委託するというOEM生産方式ではなく、外注先が設計を行った製品をUPQが仕入れて自社製品として販売するというODM生産方式だったわけだが、このニュースを報じる側もこのOEMとODMの区別がついていない場合があり、分かりやすく整理されたこのページが注目を集めたというわけ。実はこのページ、過去にもOEM/ODM関連の何らかのトラブルが発生するたびに誰かがブクマをつけて注目を集めた経緯があり、今回も例に漏れず検索によってたどりついた人が多かった模様だ。業界に明るい人でなくとも理解できる平易な表現でまとめられているので、両者の違いについて説明できる自信がないという人は、一読することをお勧めする。