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皮膚穿刺なしでの血糖測定をアピールするスマートウォッチはNG! 日本糖尿病学会が警鐘

 一般社団法人日本糖尿病学会が、スマートウォッチの血糖測定機能について警鐘を鳴らしている。

 海外製のスマートウォッチには血糖測定機能をアピールする製品もあり、糖尿病やその予備軍のユーザーにとっては気になるところだが、正確性については疑問視する声も多く、今年2月には米国食品医薬品局(FDA)が、皮膚への穿刺をせずに血糖値を測定できるという表現は虚偽であり、そうしたことをアピールするスマートウォッチやスマートリングを使用しないよう警告を出したほどだ。今回の日本糖尿病学会からのお知らせでは、このFDAの警告内容を挙げながら、「2024年4月現在、指先穿刺や皮下センサー留置のための皮膚穿刺をすることなく、血糖値やグルコース値を測定できる医療機器はありません」とし、非侵襲的(体を傷つけない)に血糖値を測定できるとアピールする製品の導入について、遠回しに警鐘を鳴らしている。