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海外の写真共有サイト、アップロード済みの写真をAI学習に使うとして批判殺到

 海外の写真共有サイトが、ユーザーがアップロードした写真を全てAI学習に使うことを表明し、ユーザーから批判の声が上がっている。

 これはドイツの写真共有サービス「EyeEm」の利用規約が改訂され、ユーザーがアップロードした写真全てがAIモデルのトレーニングに利用すると宣言。これらに同意しない場合には、全コンテンツを30日以内にオンラインから削除するよう求めている。同サービスはこれまでも身売りを行っており、採算は決して合っていないとみられることから、今回のAI利用に活路を見出したとみられるが、それでも前回の身売り時の2023年夏には15万人が利用しており、アップロード済みの写真も1億6000万枚あったというからおだやかではない。この通知は4月上旬頃からユーザーに届き始めていたとのことで、つまり、この4月末から5月上旬にかけてが期限ということになるが、ユーザーからは批判の声が上がるとともに、期限を前に混乱が広がっている。