やじうまWatch
海外の写真共有サイト、アップロード済みの写真をAI学習に使うとして批判殺到
2024年4月30日 12:25
海外の写真共有サイトが、ユーザーがアップロードした写真を全てAI学習に使うことを表明し、ユーザーから批判の声が上がっている。
これはドイツの写真共有サービス「EyeEm」の利用規約が改訂され、ユーザーがアップロードした写真全てがAIモデルのトレーニングに利用すると宣言。これらに同意しない場合には、全コンテンツを30日以内にオンラインから削除するよう求めている。同サービスはこれまでも身売りを行っており、採算は決して合っていないとみられることから、今回のAI利用に活路を見出したとみられるが、それでも前回の身売り時の2023年夏には15万人が利用しており、アップロード済みの写真も1億6000万枚あったというからおだやかではない。この通知は4月上旬頃からユーザーに届き始めていたとのことで、つまり、この4月末から5月上旬にかけてが期限ということになるが、ユーザーからは批判の声が上がるとともに、期限を前に混乱が広がっている。
- Photo-sharing community EyeEm will license users’ photos to train AI if they don’t delete them(TechCrunch)
https://techcrunch.com/2024/04/26/photo-sharing-community-eyeem-will-license-users-photos-to-train-ai-if-they-dont-delete-them/