やじうまWatch

■ 風景写真のミニチュア化アプリ、そのわかりやすい使い方
　iPhone向けアプリ「TiltShift Generator for iPhone」は、公開直後にネットであっという間に広まり、大人気となっているようだ。風景を撮影した画像をこのアプリで読み込むと、ミニチュア模型を撮影したように見えるあの写真に、たちどころに変換できる。iPhone内蔵のカメラで撮影して、すぐその場でミニチュア化することもできるから、楽しさもひとしおだ。この画像の作り方のコツを、アプリの作者氏のブログ「fladdict」で公開している。リアルな風景写真と、ミニチュアを撮影した写真との画像の変化を、条件の違いをはっきりと示して解説してあるので、大変わかりやすい。アプリの価格は現在115円とお手頃だが、どうやら期間限定のようなので、興味のあればお早めに購入を。

◇TiltShift Generator for iPhone
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=327716311&mt=8
◇fladdict オンラインで試せる、iPhoneミニチュア風写真の作り方
http://fladdict.net/blog/2009/09/how-to-make-miniture-like-photo.html

■ Webではダメ？　学校向けインフル対策冊子の配布予定は再来年
　携帯電話のメールで会話する人たちが出始めてからはや10年ほど。Twitterで広まる情報の早さにも、そろそろ驚かなくなってくる頃だ。asahi.comに放ってはおけない内容の記事が掲載されていた。新型インフルエンザで、学校の先生が取るべき対処をまとめた冊子を文部科学省が作って、全国の学校5万9千校に配布するという。ただし、その予定が早くても来年末、通常のペースなら再来年という悠長なスケジュールなのだという。新型インフルエンザ対策は緊急を要することと思うのだが、「見てもらえない可能性がある」ため、Webサイトでの公開は選択肢にないようだ。冗談のような話だけれど、伝達の早さより、絶対確実であることを取ると、こういうことになるのだろう。

◇asahi.comの該当記事
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY200909060235.html