やじうまWatch

●らしいといえばらしい？　Android端末のフリーダムすぎる写真

　採用製品が続々登場し、もはや新しい話題がない日はないといった状況のAndroid。キャッチコピーの一部として使われることでテレビCMで連呼されるなど、アーリーアダプター層にとどまらず一般ユーザーが耳にするところまで届きつつあるようだ。さて、続々と採用製品が発売されつつあるこれらAndroid端末に関連して、興味深い画像がEngadget Japaneseに掲載されていた。さまざまなAndroid端末の操作ボタン部分だけをずらりと並べた画像なのだが、ホーム、メニュー、戻る、検索の4つのボタンの配置およびアイコンデザインが、これでもかとばかりにバラバラなのだ。「いくらなんでもこれはフリーダムすぎます」と評されているが、確かにこれは各製品の個性云々とは別の次元の問題だろう。今後Android端末がさらに普及し、Android端末間での機種変更が発生した際に、大きな問題となってきそうだ。

◇Android の分断化問題がよく分かる一枚の写真（Engadget Japanese）
http://japanese.engadget.com/2010/12/07/android/

●「コミPo!」で作られたとある4コママンガが物議を醸す

　絵が描けなくても誰でもマンガが描けるソフト「コミPo!」が、来週15日のリリースを前にして体験版が公開された。これまで先行体験版が配布されていたとはいえ、誰でもダウンロードして試せるのは今回が初めてということで、一部は盛り上がっているようなのだけれど、その「コミPo!」を使って描かれたあるマンガが先日からネットで話題になっていた。それは東京都知事である石原慎太郎氏の著作「完全な遊戯」を4コママンガ化したもの。東京都青少年健全育成条例改正案への風刺として描かれたこのマンガは、ふだんは明るい作風が多いコミPo!発のマンガとしてはなかなかショッキングな内容。こうした形での風刺がよいか悪いかは議論のあるところだろうが、こうして文章とマンガ表現の差を見せつけることができるというのは、コミPo!のポテンシャルの高さを物語っていると言えなくもない。

◇石原都知事の作品が野放図すぎる件（きっと俺はOL男子）
http://blog.chakuriki.net/archives/51105234.html
◇【NEWS】絵を描かなくてもマンガを制作できる「コミPo!」の体験版が公開（窓の杜）
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20101209_412976.html
◇コミPo!(コミポ)
http://www.comipo.com/