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未読本を積むのは海外も同じ? 「積ん読」改め「Tsundoku」普及の兆し

 「おもてなし」「もったいない」など、該当する訳語がない日本語がそのまま海外で普及することはよくあるが、これに加わりそうなニューフェイスとしていま一部で話題になっているのが「積ん読」。ご存知の通り、本を購入したあと未読のまま積み上がった状態になっていることを指すスラングだ。日本国内では近年になって、本好きのクラスタを中心に一般的に使われるようになったこの「積ん読」について、海外のソフトウェア開発者がその語源についてブログで言及していることを、国内のブログ「ソフトウェアの品質を学びまくる」が発見して紹介。その他にも事例があることが、読者から報告された。また、Wikipediaにも「Tsundoku」の項が見つかるなど、予想以上に普及していることが判明、ブクマなどで盛り上がっているというわけ。読まずに本を積み上げてしまうのは海外でも同じということで、少しばかり親近感も感じられるこの「Tsundoku」、検索すると他にもさまざまなサイトがヒットするようなので、ほかにユニークな取り上げられ方がないか、探してみるのも面白いだろう。

◇「積ん読」という言葉が国際的に普及している件(ソフトウェアの品質を学びまくる)
http://blog.livedoor.jp/prjmng/archives/52359281.html
◇Solving my Tsundoku: The Return of TESTHEAD Book Reviews(TESTHEAD)
http://www.mkltesthead.com/2014/11/solving-my-tsundoku-return-of-testhead.html
◇Lost in Translation: An Illustrated Catalog of Beautiful Untranslatable Words from Around the World(Brain Pickings)
http://www.brainpickings.org/2014/11/24/lost-in-translation-ella-frances-sanders/
◇Tsundoku(Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Tsundoku

(tks24)