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「インターネット老人会」←いつ頃のネット体験を指す? 議論噴出も結論には程遠く

 「インターネット老人会」の指す古のインターネットはいったい、いつ頃の時代なのか、その定義を考えるポストが話題だ。

 古のインターネットの話題で盛り上がっているときにたびたび目にする「インターネット老人会」という表現だが、真に古参のユーザーにとっては、ほんの最近のように感じられる話題に対して使われることもしばしば。今回話題のポストはそうした点に言及したもので、「ゼロ年代後半~10年代生まれのガキが2chやおもしろFlash倉庫のネタを擦ってネット古参のふりをしながら馴れ合っている」だけで、古のインターネットをリアルタイムで体験しているユーザーは皆無なのでは、と指摘。これを受けて「インターネット老人会」にふさわしい体験を皆が挙げていく流れになっているのだが、2000年以降の「mixi」「電車男」「ニコ動」を例に挙げるユーザーもいれば、1990年代後半の「テレホーダイ」「ダイヤルアップ」を挙げる人、さらにはそこから10年以上遡って音響カプラの写真を投稿する人が出てきたりと、ここでも定義することの難しさを露呈する状況となっている。根気のある人はTogetterのまとめに加えて、はてブコメントも参照されたいが、その中にある「ガチのインターネット老人会の人たちはもう本当にジジイなので、こんなところで騒ぐことはない」という指摘が、当を得ているのかもしれない。

  • いわゆる『インターネット老人会』は誰も古のネットを体験していない世代なのでは→人によって古の定義は違うため、色々な時代から掻い摘まんだ要素で老人会という概念が出来ている(Togetter)
    https://togetter.com/li/2584889
  • インターネット老人会 (いんたーねっとろうじんかい)とは(ピクシブ百科事典)
    https://dic.pixiv.net/a/インターネット老人会