今年の年末年始も、重要インフラを機能停止させるサイバー攻撃に注意を！

タワマン丸ごと「兵器」化!?　静かに“数の暴力”で社会インフラを停止へ追い込む、最新型ボットネットの脅威

　2024年末～2025年初頭にかけて、ボットネットによるDDoS攻撃の被害が相次いで報道された。しかも、そのターゲットは航空会社、金融機関、気象情報提供元など、社会に欠かせない重要なインフラだ。

　ボットネットの一部として攻撃を行った中には、今、あなたの家庭や会社で動作しているWi-Fiルーターも含まれるかもしれない。ボットネットとは何なのか？　その攻撃手法はどう変化しているのか？　セキュリティ対策専門家への取材をもとに、状況を整理する。

2025年3月10日掲載の記事で続きを読む

　2024年末～2025年初頭には、重要インフラがDDoS攻撃を受け機能停止する事態が複数発生した。グランセキュノロジー 代表取締役社長の横濱友一氏に伺った上記記事のほか、国の「能動的サイバー防御」に関する取り組み、DDoS攻撃などの対策として、IoT機器の乗っ取りを図る攻撃を防ぐ「JC-STAR」の取り組みなどもレポートしている。あわせてお読みいただきたい。

　イベントや出費の機会が増えがちな年末年始。今年も同様のことが起こるとは限らないが、万が一に備えて、早めに行動し代替手段も考慮する、多めに現金を用意しておくなどのことも考慮したい。