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無呼吸症候群の治療に……鼻に装着するわずか25gのマイクロCPAP治療器に注文が殺到中

 CPAPといえば、睡眠時無呼吸症候群の治療法の一つであり、転じてそれに使われるマスク型の治療器具をも指す。要するに外部から鼻に空気を送り込むことで強制的に呼吸をさせるための器具なのだが、マスクを顔に固定し、さらに本体との間をチューブでつなぐことから、設置が大掛かりであることに加え、違和感からかえって睡眠に支障をきたしたりと、さまざまな問題を抱えている。これらを一気に解決できそうな「マイクロCPAP治療器」がIndiegogoに登場し、注文が殺到する事態となっている。「Airing」と名付けられたこの製品は、鼻に差し込む超小型サイズで、重量わずか25g、電源ケーブルレスで8時間動作するのが大きな特徴。そのまま就寝しても違和感がないほか、装着したままトイレなどにも問題なく行けることがユーザに受け、目標額10万ドルに対して〆切まで1カ月を残してすでに50万ドルもの金額が集まっている。利用には医師の処方が必要とあって、たとえ入手できても日本国内ですぐさま使えるわけではないが、CPAPによる治療を行っている人にとっては期待を抱かせるアイテムだ。

◇Airing: the first hoseless, maskless, micro-CPAP(Indiegogo)
https://www.indiegogo.com/projects/airing-the-first-hoseless-maskless-micro-cpap#/

(tks24)