日本発、正面と側面のイメージから3Dモデリングデータを生成するソフトが資金募集中

　日本人の開発による、正面と側面のイメージを読み込むだけで3Dモデリングデータを生成する画期的な3DCGソフト「CGStudio」が、Indiegogoで資金の募集を行っている。3DCGソフトにつきものの操作の難しさを解消するために設計されたこのソフトは、正面と側面、計2枚のイメージを読み込むだけで、簡単に3Dモデリングが行えることが特徴。開発元であるプレミアムグラフィクス社の説明によると、最終的にはモデリングだけでなく、レンダリング、アニメーション、物理シミュレーションなどが可能になる見込みで、いまは2016年4月の製品版リリースに向けてベータ版のユーザーを募っている状況なのだとか。今回の資金は期間を限定したライセンス料という扱いで、1カ月5ドルからのコースが用意されている。Indiegogoのサイトおよびニコ動で公開されているデモ動画では人間の手のモデルを作成する様子が紹介されており、非常にシンプルな操作にまとめられていることがよく分かる。ベータ版は無料配布されているので、興味がある人はチェックしてみてはいかがだろうか。

◇CGStudio: Image-Based 3D Modeling Software（Indiegogo）
https://www.indiegogo.com/projects/cgstudio-image-based-3d-modeling-software#/
◇ペイントから始められるCGソフトを作ってみた[クラウドファンド] （ニコニコ動画）
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28138610