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もはや恒例？ Microsoft Edge、Chromeタブの情報を継続取得する新たなツールを投入

  • tks24

2024年11月13日 11:50

　Microsoft Edgeが、Google Chromeで開いているタブの情報を継続的に取得するために新たなツールを投入したことが明らかになった。

　Microsoftは今年の初めにも、Edgeが起動するたびにお気に入りや閲覧履歴、CookieといったデータをGoogle Chromeから自動インポートする設定を追加し、ユーザーの顰蹙を買った経緯がある。海外メディア「The Verge」によると、今回見つかったのはこれとは異なり、Edgeの起動時に「ブラウジング体験を向上させる」というプロンプトが表示され、それに同意すると自動インポートが有効になるというもの。以前のツールは同意していなくとも有効になるケースがあるとして、その挙動が故意かバグかを巡って海外メディアの間で論争を引き起こしたが、今回はプロンプトにしっかりと「他のブラウザからデータを定期的に引き継ぐ」オプションが表示されるなど、いくらか気付きやすくなっているようだ。とはいえ、プロンプトを閉じるための「×」ボタンの周囲に形状が酷似したマークが配置されていたりと、分かりづらさは相変わらず。前回の自動インポート機能はMicrosoftから公式に説明されることなくひっそりと削除された経緯があるが、今回のプロンプトがどうなるかは不明だ。