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エレコム、同社初の半固体電池を採用したモバイルバッテリー「DE-C86-10000」シリーズ発売

従来の電池より高い安全性と約4倍のサイクル寿命を実現

 エレコム株式会社は、同社初の半固体電池を採用したモバイルバッテリー「DE-C86-10000」シリーズを3月から順次発売する。バッテリー容量は10000mAhで、本体カラーはブラック、ブルー、ピンク、ホワイトの4色。市場想定価格は8480円。

 同社は、安全性を向上させ、誰もが安心して使えるモバイルバッテリーとして、2022年に「リン酸鉄リチウムイオン電池」、2025年に「ナトリウムイオン電池」を採用したモバイルバッテリーを発売している。

 新たに発売する半固体電池では、電池に含まれる電解液をゲル化し、液漏れのリスクを低減していることが特徴。従来の電池において、発火事故の一因とされていた可燃性有機電解液の使用量を削減し、内部短絡(ショート)時の可燃性ガスの発生・放出を抑制することで、安全性を高めているという。

 回路上では過充電・過放電・過電流防止機能・短絡保護機能・温度検知機能の5つの保護機能を備え、さらに通電時の温度を監視・制御する「Thermal Protection」も搭載し、高い安全性を実現しているという。

「Thermal Protection」で通電時の温度を監視・制御し、接続している機器を守る

 従来のリチウムイオン電池では約500回であったサイクル寿命が、半固体電池では、電解液をゲル状にすることで化学的安定性が高まり、約2000回になっているという。同製品より追加された新機能「Health Monitor」により、充放電の回数をもとに電池の健康状態が自動で診断され、LEDの色で表示される。

新機能「Health Monitor」で、電池の健康状態を自動で診断

 本体サイズは約70×19×114.6mm、重量は約220g。