やじうまWatch

■ iPhoneアプリ「セカイカメラ」、電池の消費がすごいとの評
　注目のiPhone向けアプリ「セカイカメラ」が24日、AppStoreにて無料で公開された。iPhone内蔵のカメラ越しに風景を眺めると、その方向にある施設が「エアタグ」と呼ぶ形式で重ねて画面に表示される。肉眼で見る風景に、ネットからダウンロードされた情報が自動的に見える、一目でわかりやすい未来的な仕組みだ。以前から話題になっていたこともあって、人気は上々。サポート用Webサイトも一時期、アクセスが殺到していたようで、表示が困難になるほどだった。実際に使ってみると、埼玉の片田舎でも近所の寺や、地域の公民館がエアタグで表示されて楽しさの一片を感じ取ることができた。ただ、ほんのちょっと使っているだけで、iPhoneの筐体がかなり暖かくなってくるのがわかる。ネットでも、電池の消費を心配する声がそこかしこであった。カメラのほか、GPSやWi-Fi、3Gなど、iPhone内蔵の機能をフル動員しているわけだ。セカイカメラでめいっぱい遊ぶには、まず携帯型の充電器を用意しておいた方がよさそうだ。

◇「ケータイ Watch」2009年2月18日付記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/44121.html
◇Sekai Camera Support Center
http://support.sekaicamera.com/

■ マイミクと「畑」の世話をする「サンシャイン牧場」が人気
　農家一筋数百年の血がそうさせるのか、筆者はmixiアプリの「サンシャイン牧場」に夢中だ。以前の当欄で少し触れたが、mixiアプリには「畑」がいくつかある。どれも、画面に現れる自分の畑を耕し種をまき、水をやり虫を捕って作物を育て、マイミクの畑にも出かけていって世話をしてあげる、そんな内容だ。その中でも「サンシャイン牧場」は人気で、開設からほぼ1カ月が経ったいま、登録者は80万人を超える。その名の通り、畑のほかに「牧場」があり、家畜を育てられるようになっている。できた作物を収穫しないで放置することで、訪問したマイミクが勝手にもいで持ち帰ることができ、「お裾分け」も実現できている。マイミクの作物や家畜の世話をせっせとすれば、マイミクの心証がよくなるし、ポイントが余計に稼げ、ゲーム内の「地位」が上がるようになっている。上位を競うゲームというより、他人とのつながりをほのかに感じる、つながるためのコンテンツだ。マイミクに「牧場」への勧誘をせっせと送るユーザーも多いようで、それがどうやら「スパム」の様相になってきているようだ。

◇サンシャイン牧場
http://mixi.jp/view_appli.pl?id=7157