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JPCERT/CCが30周年、代表理事がコメント発表

 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、10月1日をもって30周年を迎えた。

 JPCERT/CCは、インターネットを介して発生する侵入やサービス妨害などのコンピュータセキュリティインシデントについて、日本国内に関する報告の受け付け、対応の支援、発生状況の把握、手口の分析、再発防止のための対策の検討や助言などを、技術的な立場から行う組織。主な活動は「インシデント対応」「脆弱性情報ハンドリング」「インターネット定点観測システムの運用」「早期警戒」「国際連携」「アーティファクト分析」「制御システムセキュリティ」「国内の関係組織やコミュニティとの連携」の8つ。

 30周年にあたり、同センターの菊池代表理事がコメントを発表し、この10年でサイバーセキュリティを取り巻く環境は大きく変化したと振り返っている。社会のデジタル化が進み、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃が社会インフラ、経済、さらには国家安全保障にまで及ぶようになったとして、サイバー攻撃には国境がなく、組織や国境を越えて長い時間をかけて築いてきた「信頼」と情報共有が重要だとしている。

 また、「30年にわたり築いてきた信頼を次の世代へ引き継ぎながら、JPCERT/CCはこれからも、安全なサイバー空間を支えるための活動を着実に続けてまいります」と、コメントを締めくくっている。