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Jコミ漫画ファイルの「自炊」手順、漫画家の出口竜正氏が公開中 ほか

【2011/2/17】

Jコミ漫画ファイルの「自炊」手順、漫画家の出口竜正氏が公開中

 絶版漫画に広告をつけて無料配布するというビジネスモデルで、昨年暮れから注目を集めているのが、漫画家の赤松健氏が主催する「Jコミ」。先日はβ2テストに参加した漫画家の新條まゆ氏に、実際に広告料52万5000円が支払われたことでも話題になった。さて、このJコミで使われているファイルは単行本を裁断してスキャンする、いわゆる「自炊」のプロセスに則って作られているわけだが、Jコミでこの作業を担当している漫画家の出口竜正氏が、「フォト蔵」でこれらの制作過程を公開している。自著である「アベノ橋魔法☆商店街」を用いて、本をアイロンや裁断機で解体し、スキャンを行って補正するまでの様子はじつに整然としており、「ラブひな」以来のJコミのファイルのクオリティの高さにも納得だ。自炊を行っているユーザにとって、大いに参考になることだろう。

◇JコミFILE作成(1)本の裁断(RYUSEdegさんのページ)
http://photozou.jp/photo/list/973048/3613448
◇Jコミ
http://www.j-comi.jp/
◇【電子書籍最前線~キーパーソンに聞く】第2回:絶版マンガを広告入りで無料配布する「Jコミ」(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/ebookint/20101227_416940.html

(tks24)

日本での「ガラパゴス」の使われ方に現地ガラパゴスの市長が不快感?

 日本独自の進化を遂げた携帯電話のことをガラパゴスケータイ、略して「ガラケー」と呼ぶようになって久しい。閉鎖性を伴ったマイナスイメージで使われることが多い言葉だが、これに関連して昨日ウェブ界隈でちょっとした話題になっていたのが、現地ガラパゴス諸島の人が日本における「ガラパゴス」という言葉の使われ方に怒っているらしいというニュース。出典は朝日新聞のコラムで、ここでいう現地の人というのは市長さんらしいのだが、抗議も辞さない怒り方だったようだ。昨年にはこのガラパゴスというネーミングを肯定的に捉えてブランド名に冠したタブレット端末もシャープから発売され、世界展開の構想も発表されているわけだが、今回の報道が事実だとすればその戦略にも影響を及ぼしかねないニュースではある。ちなみに「ガラパゴス化」と誰がいつ呼び始めたかについては、2007年暮れの段階で「ARTIFACT@ハテナ系」に考察エントリーがアップされている。

◇ガラパゴスの人たちが「ガラパゴス携帯」に怒ってるらしい(H-Yamaguchi.net)
http://www.h-yamaguchi.net/2011/02/post-e2f1.html
◇日本の携帯電話はガラパゴス化したとか最初に言い出しのは誰かのう……のう、ファー様(ARTIFACT@ハテナ系)
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20071227/cellularphonegalapagos

(tks24)