やじうまWatch

●GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトで「売上を寄付」はNGらしい

　東日本大震災に対して寄付や募金活動の動きが活発だが、ブロガーの間ではアフィリエイトで得た収入をこれら寄付に当てると明言している人も多い。ところが、GoogleアドセンスやAmazonのアソシエイトでは、寄付すると発表することはNGなのだそうだ。Googleアドセンスのヘルプページでは「次のような表現を使用して広告をクリックするようにユーザーを誘導することは許可されていません」と書かれた項目内に「広告にアクセスして、チャリティ活動に募金」という例文があるほか、Amazonアソシエイトのヘルプでも「慈善事業に紹介料を寄付することはできますが、どのような形であれ、Webサイト上でビジターに対し（中略）寄付すると発表してはなりません」と明記されている。もちろん、言わずに寄付することは何の問題もないわけで、この問題について取り上げたブログ「頭ん中」では「上記の方針を今後どうするかについても書けません。書けないということはどういうことか、お察しください。」としている。

◇広告をクリックするようユーザーを誘導したり、広告ユニットを過度にアピールする（AdSense ヘルプ）
https://www.google.com/adsense/support/bin/answer.py?hl=ja&answer=115985
◇紹介料をすべて慈善事業に寄付してもいいですか？（Amazon アソシエイト ヘルプ）
https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/help/t15/a8?ie=UTF8&pf_rd_t=501&ref_=amb_link_183350_8&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_p=&pf_rd_s=center-1&pf_rd_r=&pf_rd_i=assoc_help_t15
◇「Amazonアソシエイトの紹介料を寄付する」と書いてはいけないようです（頭ん中）
http://www.msng.info/archives/2011/04/i-dont-say-i-donate.php

●SkypeとFacebookの連携設定をすると、Skype側で本名がバレる？

　先日からFacebookの実名利用についてたびたびネット上で話題になっている。匿名アカウントが一斉に停止されたのが直接の発端だったが、この時はまだ規約上致し方ない問題として肯定的な意見が多かったように思える。そんな中、はてな匿名ダイアリーに今週末投稿されたひとつのエントリが注目を集めていた。これは、SkypeとFacebookの連携設定を行うことにより、Skypeの側で公開設定を行っていなくともFacebookに登録された本名が発覚してしまうというもの。少し前にmixiで問題になった、メールアドレスから検索できてしまうのと同種の仕様だといえる。使いようによっては便利な仕様ではあるものの、明示的に同意していない情報まで公開されることに抵抗を感じる人は、匿名利用のサービスでは登録メールアドレスを使い分けることが解決策となりそうだ。

◇Skypeで知り合った人の実名を知る方法
http://anond.hatelabo.jp/20110402221010
◇mixi、メアド検索の仕様変更を撤回（INTERNET Watch）
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20101202_411202.html