やじうまWatch

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仕事中のネットサーフィンで作業効率が上がるらしい、ただし注釈付き ほか

【2011/8/24】

仕事中のネットサーフィンで作業効率が上がるらしい、ただし注釈付き

 業務中のネット接続が禁止されている会社は多い。たとえ全面禁止でなくても、特定サイトへのアクセスに限定されていたり、あるいはログが記録されたりと、有形無形の圧力がかかっていたりする。こうした規制にうんざりしている人が大喜びしそうなニュースが、スラッシュドットに掲載されていた。「仕事の合間にネットサーフィン、仕事の効率がアップする?」と題されたこの記事では、作業中に別のタスクを行うグループ、休憩を取るグループ、ウェブブラウジングを行うグループの3つに分けて実験した結果、ウェブブラウジングを行うグループが最も仕事の効率が上がったことを伝えている。もっとも実験内容をよく見ると、もとの作業というのは文章中からある単語を探し出すという典型的な単純作業で、ナレッジワーカー的な作業に当てはまるものとは少々違ううえに、時間配分もかなり癖がある。にもかかわらずこの記事についてのツイートはそのほとんどが内容を都合よく解釈しており、これまたリテラシーが問われかねない状況になりつつある。

◇仕事の合間にネットサーフィン、仕事の効率がアップする?(スラッシュドット・ジャパン)
http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=11/08/23/0810247

(tks24)

廃止が噂されるUDIDの代替となるか? 「UIID」という新しい考え方

 先日からiPhoneアプリなどの開発者の間で議論になっているのが、AppleがUDIDを廃止するかもしれないというニュース。UDIDというのはiPhoneなどの端末に割り当てられた固有のIDで、ユーザーを特定してアプリを制御するのに便利な反面、端末を交換しない限りずっと付きまとうことから、特定の嗜好などプライバシーの漏えいにつながるというもの。これを前提に設計されているアプリは多いため、いきなり廃止されてしまうとアプリの改修が必要になるのはもちろん、代替手段が必要になるというわけだ。こうした議論の中、ブログ「A-Liaison BLOG」が、UDIDならぬUIIDという概念を提唱している。アプリがインストールされるたびに生成されるIDで、これなら確かに懸念されている問題はなくなりそうだ。同ブログのエントリーではUIIDの提唱のみならず、UDIDのメリットとデメリットを含め、これらの問題がわかりやすく説明されており、ユーザーとしても参考になる。

◇UDIDが使えなくなりそうなので、UIIDを使えるようにしました(A-Liaison BLOG)
http://akisute.com/2011/08/udiduiid.html
◇高木浩光さんのデータプライバシーへの侵害に対する懸念と対策、そして実験のお願い(Togetter)
http://togetter.com/li/177899

(tks24)