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マラソン藤原新選手、ニコ動の「個人スポンサー」制度で1000万円をゲット ほか
【2012/4/24】
●マラソン藤原新選手、ニコ動の「個人スポンサー」制度で1000万円をゲット
ロンドン五輪の男子マラソン代表である藤原新選手といえば、実業団などの団体に所属しておらず、いわば「無職」のまま活動していたことで知られる。そんな同氏がニコニコ動画を通じて募集していた個人スポンサーが、このほど定員に達したとして締め切られた。これはニコニコ動画プレミアム会員1カ月分の会費にあたる525円が、そのまま同氏に対して「協賛金」として振り込まれるというもの。定員は2万人ということで、およそ1000万円の活動資金をゲットしたことになる。ユニークな試みに対してネットでは「ポチらせていただきました」「小口スポンサーがより広がるきっかけになってほしいなー」「こういうのがネットの示すべき未来なんだよ」などと賛辞が相次いでいた。同じく個人スポンサーというスタイルでは、赤松健氏の「Jコミ」も個人での広告出稿を募るなどしており、ファンからの直接支援という形がちょっとしたブームになりつつあると言えそうだ。
◇藤原新選手の個人スポンサーが2万人に達しました!(ニコニコインフォ)
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2012/04/031718.html
◇ニコニコユーザーのみなさま 私、藤原新のスポンサーになってください!!(ニコニコ動画)
https://secure.nicovideo.jp/secure/entry_fujiwaraarata
●海外書評サイトの「日本の小説ベスト100」、予想通り「あの作家」が無双状態
海外の書評サイト「goodreads」が募集した「日本の小説ベスト100」という投票企画が締め切られ、ブログ「誤訳御免Δ」でそのラインナップが紹介されていた。ベスト20のうち11作品を村上春樹作品が占めるなど、海外での人気は圧倒的であることがよく分かる。ちなみに、goodreadsの紹介ページからは各電子書籍ストアなどにリンクが張られているのだが、国内ではまったくラインナップされていない村上春樹作品が海外では電子書籍としてすぐ読めることも、人気を支える要因の一つになっていると言えそうだ。また「誤訳御免Δ」では、これら上位を占める村上春樹作品と肩を並べる形でランクインしている桐野夏生氏の「OUT」、小川洋子氏の「博士の愛した数式」などに注目する試みも行なっており、本好きにとってはさまざまな楽しみ方ができるランキングだと言えそうだ。
◇ 海外大手サイトgoodreadsの読者が選ぶ「日本の小説ベスト100」(誤訳御免Δ)
http://goyaku.blog45.fc2.com/blog-entry-498.html