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AGA治療や痩身目的のオンライン診療、処方薬が意図せず定期購入契約にされるトラブルに、国民生活センターが注意喚起
2026年6月25日 07:00
独立行政法人国民生活センターは、ニキビやAGA治療、痩身目的などのオンライン診療において、処方薬の定期購入に関するトラブルが目立つとして注意喚起を実施した。
相談事例として、「広告を見て処方薬は後からキャンセルができると思っていたが、できなかった。副作用の説明もなかった」「痩身のためGLP-1受容体作動薬を処方してもらったが、意図せず定期購入となっており、再び治療薬が届いた」「1年前に処方されたAGA治療薬をやめようと思っていたのに、また1年分の治療薬が届いた。定期購入になっていたようで返品できなかった」といった内容が紹介されている。
同センターによると、オンライン診療の受診後に処方薬を購入する場合、定期購入になっているケースが多くみられ、1年分など長期間の薬が処方されるケースもあるという。解約できる場合でも条件が付されていることが多いため、内容や解約条件を事前によく確認することを推奨している。
また、糖尿病治療薬や肥満症治療薬(GLP-1受容体作動薬など)の美容・痩身・ダイエットなどを目的とする不適正使用については安全性と有効性は確認されていない。同センターは、処方された薬は何か、どのような副作用があるか、どのように管理されて消費者の手元に届くのかなどの説明を求め、慎重に検討するようにも求めている。
なお、GLP-1受容体作動薬とは、血糖値を下げるとともに体重を減少させるなどの効果がある薬品で、SNSなどでもしばしば話題となる「マンジャロ」は、糖尿病治療薬として提供されるGLP-1受容体作動薬。肥満症治療薬としては「ウゴービ」「ゼップバウンド」といった名称のGLP-1受容体作動薬がある。
不安に思った場合やトラブルになった場合には、最寄りの消費生活センターや、消費者ホットライン「188(いやや!)」番に相談するように案内している。また、副作用などの症状が出た場合は、速やかに医療機関を直接受診するよう呼びかけている。

