米Yahoo!が「在宅勤務」禁止で激震、世界中から注目を集める

　米Yahoo!がいま揺れに揺れている。その理由は、これまで認められてきた在宅勤務を禁止し、7月から全員出社するようお達しが出されたこと。CNNなどが報じたところによると、このお達しを出したマリッサ・メイヤーCEOいわく「意思疎通と連携を重視する」ための方策なのだとか。多くの社員は反発しているようで、ニューズウィーク誌は記事の中で「ヤフー内紛」とまで報じているが、一方で業績回復に向けての抜本的な改革として評価する声もある模様。ともあれ、世界的に広まっている在宅勤務やフレックス勤務の評価に直結するだけに、社内のみならず社外からも注目を集めるのはごく自然な流れといえよう。実施まであと4カ月余り、まだまだ事態がどう動くか予断を許さないだけに、今後の展開に注目したいところだ。

◇米ヤフー、在宅勤務を禁止に　「意思疎通と連携」重視（CNN.co.jp）
http://www.cnn.co.jp/career/35028790.html
◇在宅勤務は権利かさぼりかでヤフー内紛（ニューズウィーク日本版）
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2013/02/post-2858.php