App Storeからアプリを引き上げる作者に、同情の声が多数寄せられる

　Appleが自らApp Storeからアプリを削除する場合、理由のほとんどが新しいOSに対応できないためであることはよく知られているが、これを裏付けるかのようなアプリ作者側の告知エントリが、関係者の間で注目を集めていた。ラクイシ氏のブログ「ラクイシロク」がそれで、これまで公開したアプリ6本のうち4本を、今月14日をもって公開停止するというのがその内容。理由としてはバージョンアップへの対応およびiPad対応の煩雑さ、Twitter APIの停止、繰り返されるリジェクトなどが挙げられ、「なんかもうだるいです」との所感がつづられている。「ImageKit」のように多くのファンを持つアプリも含まれており、コメント欄には残念がる声も多く寄せられていたが、批判の声はまったくなく、むしろ同情と応援のコメントばかりなのが救いといえば救い。利用者の側としてもアプリ開発の裏側を知る上で目を通しておきたいエントリだ。

◇これまで開発した「StampTime」「オフ会リスト」「ImageKit」「HTML Viewer」の公開を取り消します（ラクイシロク）
http://rakuishi.com/myapp/6205/
◇iOS 7リリース後に生き残るアプリはどのくらいあるか？（Apple Products Fan）
http://approfan.net/usual/ios7-release-go-ikinokoru-app-donokurai-aruka/