■旅行ブログサービス「旅ろぐ」PCサイトがオープン
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旅ろぐ
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「フォト」のコーナー
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シーエー・モバイルは、旅行ブログサービス「旅ログ」のPC向けサイトを公開した。同サービスは旅行記を携帯電話から投稿できるブログサービスで、旅先からリアルタイムに記事をアップしたり、携帯電話で撮影した写真を投稿できる。また、携帯電話のGPS機能を使って位置情報を設定することも可能で、旅行の軌跡を地図上で確認可能だ。
今回公開したPC版のサイトは、従来から提供されているモバイル版と連動しており、ユーザーは携帯電話とPCを使い分けながら利用できる。また、これを機に対象エリアも国内旅行だけでなく海外旅行もカバー。海外旅行についても位置情報を登録して旅行の軌跡を記録できるようになった。
地図に使用しているのはGoogle Maps APIで、アクセスすると画面上にいくつかのアイコンが表示される。アイコンをクリックすると吹き出しウィンドウが開き、ブログのタイトルや投稿日時、本文の一部などが表示される。左フレームには表示中のアイコンに対応した記事のリストが掲載されており、写真が投稿されている記事については画像も小さく表示される。一覧の中から興味のある記事のタイトルをクリックすると、対応するアイコンから吹き出しウィンドウが開くようになっている。
そのままウィンドウ内のブログタイトルをクリックすると、別ウィンドウが立ち上がってブログ本文が表示される。ブログ画面では本文とともに、投稿者のほかの記事のリストも見られる。また、ブログ内にも地図が掲載されており、どの場所の記事なのかをひと目で確認できる。携帯電話からの投稿が多いので、ブログの本文は短くてあっさりした内容のものが多いが、どこからでも投稿できるという気安さからか投稿数はかなり多く、読み応えがある。
なお、地図画面にはブログが見られる「旅ろぐ」のほかに、写真投稿用の「フォト」というコーナーも用意されており、左上のタブで切り替えられる。こちらではアイコンの代わりに投稿された写真が地図上に並んでおり、左フレームのリストから写真をクリックすると拡大画像が見られる。閲覧も投稿も軽快にできるブログサービスとして、旅行好きの人は要注目だ。
■URL
旅ろぐ
http://www.tblg.jp/
■MapFan、地方アンテナショップの情報コーナー開設
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地方を感じられる店特集『アンテナショップ』という旅のススメ
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店紹介のページ
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インクリメントPは、地図サイト「MapFan Web」および携帯電話向け地図サイト「MapFan」にて、「地方を感じられる店特集『アンテナショップ』という旅のススメ」を公開した。この特集は出版社のキョーハンブックスが発売した書籍「ふるさとのお店 in 東京」とのタイアップにより実現したもので、都内にある地方アンテナショップ44店舗の中から編集部がピックアップして紹介している。
特集は、仕事帰りに楽しめる「アフター5編」と、休日に楽しめる「休日編」の2コーナーに分かれている。各コーナーにはそれぞれ3つずつ切り口が用意されている。アフター5編の「いつもと違う晩酌を…」では北海道の「北海道どさんこプラザ」、東京都の「東京愛ランド」、富山県の「いきいき富山館」、宮崎県の「新宿みやざき館KONNE」、沖縄県の「銀座わしたショップ」の5店を収録。
「家で待つ、妻へのお土産」では、北海道の「北海道フーディスト」、岩手県の「いわて銀河プラザ」、福井県の「ふくい南青山291」、京都市の「京都館」、鳥取県の「食のみやこ鳥取プラザ」の5点について、それぞれ人気のスイーツのベスト3ランキングを掲載している。
「夜も楽しめる郷土料理」では、新潟県の「表参道・新潟館ネスパス」、大分県の「坐来 大分」、鹿児島県の「かごしま遊楽館・遊食豚彩いちにいさん」の3店を掲載している。
休日編の「週末、癒しの鬼太郎茶屋へ」では、調布市にある「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマにしたアンテナショップ「鬼太郎茶屋」を紹介。「地方のうまいもん食べ歩き」では、「北海道どさんこプラザ」と「銀座わしたショップ」、「かごしま遊楽館」、そして和歌山県の「わかやま喜集館」の4店について、各店のおすすめ商品を紹介している。
さらに「食卓に彩りを添えよう」では、テーブルウェア編として岐阜県の家具や陶磁器、生活雑貨を集めたショップ「オリベスタイル」で扱っているテーブルウェアを紹介。また、調味料編として、新潟県の「元祖 海の塩」や兵庫県の「淡路島ソース」、大分県の「ゆずこしょう」、福岡県の「うまくちしょうゆ」、「三重県の塩ぽん酢」の5品を掲載している。
各店とも営業時間や休業日などの詳細データや所在地を示す地図が掲載されていて、充実した内容となっている。この特集を参考に、都内のアンテナショップ巡りを楽しんでみてはいかがだろうか。
■URL
地方を感じられる店特集『アンテナショップ』という旅のススメ
http://www.mapfan.com/kankou/special/antenna/
■積雪状況や降雪予報をチェックできる「雪センター 全国の雪情報」
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全国の雪情報
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積雪状況マップ
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日増しに寒さが厳しくなってきたが、この時期に気になるのはなんといっても雪の情報だ。雪国に住む人は身近なエリアの降雪状況のチェックが欠かせないし、ウインタースポーツが好きな人はゲレンデの積雪量が気になるだろう。そのために活用したいのが、社団法人雪センターが運営する「全国の雪情報」というサイト。このサイトでは、全国の積雪状況マップや降雪状況マップ、降雪量の分布予報など、雪に関するさまざまな情報を入手できる。
まずは「積雪状況マップ」を見てみよう。全国地図および地域別の地図が用意されており、地図上には積雪深(積雪量)を示す棒グラフが表示される。これは毎朝9時の積雪深を測った値で、アメダスのデータが使われている。積雪深は100cm、200cm、300cmの3段階の長さが用意されていて、どこの地域でどれくらい雪が積もっているかをひと目でチェックできる。地図も3D画像になっており、平野部と山地が色分けされているのでわかりやすい。また、地図下の「値の表示」というボタンをクリックすると、積雪量の具体的数値の一覧表が見られる。
「降雪状況マップ」では、朝9時までの24時間に降った雪の量を示している。グラフは降雪深20cm、40cm、60cmの3段階で、毎日どれくらい雪が降っているのかを棒グラフで確認できる。また、こちらも「値の表示」ボタンで数値の一覧を見られるようになっている。
これらの積雪深や降雪深のベスト10ランキングも掲載されている。これを見れば、全国で積雪や降雪の多い地域がどこなのかがわかる。さらに、各ランキングのトップ3の推移も掲載されており、各地の積雪・降雪状況の移り変わりをチェックできる。
このほか、24時間先までの6時間降雪量予報値を示す「降雪量分布予想」も用意。降雪の度合いによって3段階に分けられており、雪の結晶や雪だるまのマークを使って地図上に示している。また、今年の冬と近年5年の平均降雪量の比較を示したグラフなどもあり、今年の冬は雪の量が多いのかどうかを比較できる。雪に関するさまざまな情報が詰まったこのサイトを活用して、厳しい冬を乗り切っていただきたい。
■URL
社団法人雪センター
http://www.yukicenter.or.jp/
(2008/11/20)
碓氷 貫(うすい とおる)
地図に関することならインターネットの地図サイトから紙メディア、カーナビ、ハンディGPS、地球儀まで、どんなジャンルにも首を突っ込む無類の地図好きライター。地図とコンパスとGPSを片手に街や山を徘徊する日々を送る一方で、地図関連の最新情報の収集にも余念がない。
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