【実証実験】
「Liberty Alliance」仕様に基づく実証実験を国内で初めて実施
日本BEA、サンら3社がWebサービスの普及促進プロジェクト「Project-W」を発足
■URL
http://www.beasys.co.jp/news/japan/2003/20030123.html
http://jp.sun.com/company/Press/release/2003/0123.html
http://www.unisys.co.jp/news/NR_030123_tieup_projectW.html
日本BEAシステムズ株式会社、サン・マイクロシステムズ株式会社、日本ユニシス株式会社の3社は23日、Webサービスを基盤とした標準仕様の相互運用検証を目的とした共同プロジェクト「Project-W」を発足、活動を開始したと発表した。
Project-Wでは、XMLベースのセキュリティ仕様「SAML」(Security Assertion Markup Language)や、ビジネスプロセス管理の仕様、トランザクション管理の仕様など、各種仕様に基づく製品レベルの相互運用性を検証する。また、「Liberty Alliance Project」の仕様に基づくオンライン認証ソリューションの実証実験、モデルアプリケーションの作成、相互運用性の検証も行なう。Liberty Alliance Projectは、2001年9月に米Sun Microsystemsを中心として、Webサービス用のオープンな認証システムを共同開発することを目的に設立された業界団体。Cisco Systems、RealNetworks、Verisign、ソニー、NTTドコモなどが参加しており、会員数は現在150団体。2002年11月には最新の仕様「Liberty 1.1」を発表している。サンは、Liberty Alliance Project仕様に準拠した認証サーバー「Sun ONE Identity Server 6.0」の国内での販売を1月末に開始し、実証実験に対応する。
プロジェクトでは、2003年3月までに検証の第1段階を完了し成果を発表する。4月以降も継続して検証を行ない、将来的に成果を反映した製品やサービスを提供する予定。
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(2003/1/23)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]
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