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~「Windows Media Technology 9」を用いてコンテンツを作成
IPv6普及・高度化推進協議会など、IPv6によるコンテンツ配信実験を本格開始
■URL
http://www.keel.net/w/09info/detail/06_0124.html
http://contents.pr.v6pc.jp/
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コンテンツ配信サイト
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IPv6普及・高度化推進協議会(以下、IPv6協議会)と株式会社キールネットワークスは24日、コンテンツ配信ページを更新し、IPv6によるコンテンツ配信実験を本格開始すると発表した。実験期間は3月31日まで。
実験では、Webサイト上にてジャズライブやグラビア、ショートビデオ等40余本を配信する。コンテンツのほとんどはIPv6専用に製作されており、IPv4環境では一部コンテンツの導入部分の閲覧などに限られる。コンテンツは「Windows Media Technology 9」により製作されており、帯域は一部を除き300kbpsと1Mbpsが用意されている。
実験で配信される主なコンテンツは、以下の通り。
コンテンツ
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実験内容
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IPv6紹介ビデオ |
協議会の紹介やIPv6に関する技術的紹介の映像を、IPv6オンデマンドストリーミング配信形式で行なう |
eDIVE |
IPv6のEnd to Endの特性を活用した教育ジャンルコンテンツの作成・配信 |
avexnetTV |
エイベックスによる高画質映像コンテンツを「Windows .NET Server」を利用したIPv6のブロードキャスト方式で配信 |
Jazz Live&温泉&グラビア&ショートムービー |
人気アイドルのグラビアや著名アーティストによるジャズライブ等をオンデマンドストリーミングで配 |
TAKAGISM |
IPv6ネットワーク上でのゲーム等のインタラクティブコンテンツを配信 |
竜骨熱帯魚 |
「Windows Media Technology 9」を用いたリアルタイムエンコーディングによる長期間ライブストリーミング配信を実験 |
キールネットワークスでは、「今回の実験は、IPv6の普及が一番の目的だ。IPv6接続環境は、序々に広がってきているが対応コンテンツの少なさが問題となっている。実験では、IPv6専用コンテンツを配信することによってIPv6の利点などを理解してほしい」としている。
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[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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