【ソフトウェア】
~三瓶ちゃんが音楽にあわせてデスクトップ上で踊るモードなども搭載マイクロソフト、Windows Media Player 9用拡張ツール集■URL マイクロソフト株式会社は20日、Windows Media Player 9(以下、WMP9)用拡張ツール集「Plus! Digital Media Edition(以下、PDME)」を4月4日より発売すると発表した。対応OSはWindows XPとなり、WMP9がインストールされている必要がある。価格は2,800円。 PDMEは、WMP9にさまざまな機能を追加するツール集。WMP9向けの新たな機能として、「Plus! ダンサー」、「Plus! スキンコレクション」、「Plus! フォトストーリー」などが追加されるほか、Windows ムービーメーカー2用の追加素材50種も用意されている。 追加機能の中でも特徴的なのは、「Plus! パーティモード」、「Plus! ダンサー」、「Plus! フォトストーリー」だ。「Plus! パーティモード」は、Windowsのデスクトップを全画面表示のスキンを使って、ジュークボックスのように変更するモード。このモードを利用することにより、通常の操作で使っているデスクトップ上のアイコンやショートカットなどをグラフィカルなスキンで隠すことができるため“PCの画面らしさ”を消すことができるという機能だ。 「Plus! ダンサー」は、WMP9で音楽を再生中などに、特定のCGキャラクターを画面上で踊らせることができる機能。日本語版では、パパイヤ鈴木がプロデュースしたお笑いタレント三瓶のダンスを見ることができる。「Plus! ダンサー」は、音楽再生中以外に、通常時でもデスクトップ上で踊らせることが可能だ。 「Plus! フォトストーリー」は、撮影したデジカメ画像を編集して“音楽・コメント付きのアルバム”を作成することができる機能だ。作り方は簡単で、表示されるダイアログに沿って、表示する写真や曲、コメントなどを選択すると、自動的に音楽にあわせて写真がスライド形式で切り替わる作品を作ることが可能だ。このときのコメントにマイクを利用して、自分の声によるコメントを挿入することもできる。 そのほかの機能では、「Plus! アナログレコーダー」が特徴的だ。Windowsでは、以前よりアナログ系統からの録音機能を搭載していたが、30秒間までという時間制限が設けられていた。しかし、今回の「Plus! アナログレコーダー」では、レコードやテープなどのアナログ音源を100曲までHD上に保存することができるようになった。 また、販売方法も特徴的だ。通常のパッケージ販売のほかに、マイクロソフトとしては初めてダウンロード販売を行なう。これは、パートナー企業のWebサイト上から「Setup.exeとアクティベーション用のID」をダウンロード形式で提供するというもの。決済はクレジットカードで行なう。 マイクロソフトでは、「WMP9は、1月にダウンロード提供を開始してから爆発的に導入されている。このツール集では、WMP9の機能を最大限に拡張し、さまざまな付加機能を追加するものだ。パーティモードやダンスなどは、今までに無かった利用方法を提案できると考えている」としている。
◎関連記事 (2003/3/20) [Reported by otsu-j@impress.co.jp] |
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