【ソフトウェア】
トレンドマイクロ、ウイルスバスターコーポレートエディション ver.5.5を公開
■URL
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=298
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=299
トレンドマイクロ株式会社は、企業ユーザー向けウイルス対策製品「ウイルスバスター コーポレートエディション ver.5.5(以下、VB5.5)」とサーバー向けウイルス対策製品「ServerProtect 5.5 for Windows NT(以下、SP5.5)」を公開した。
VB5.5は、前バージョンの5.0と比較して、メール検索の機能拡張やクライアント詳細設定などが変更されている。メール検索の機能拡張は、メール検索モジュールをインストールすることによって、POP3メールやOutlookフォルダーを検索できるというもの。クライアント詳細設定では、クライアント側の設定で、検索や警告設定、ディスクの空き容量と監視の設定、自動アップデート設定など、数々の設定を行なえるようになったというものだ。
SP5.5では新機能として、「トレンドマイクロの推奨処理」、「トレンドマイクロの推奨設定」、「サービス再起動を必要としないアップデート」などが追加されている。「トレンドマイクロの推奨処理」は、ウイルスタイプを判別し、タイプに応じてあらかじめ定義された検索処理を行なうという機能。「トレンドマイクロの推奨設定」は、ウイルス検索をする際に、検索対象ファイルを“ウイルス感染の危険がある特定のファイル”に限定して行なうため、通常のウイルス検索と比較して効率的に行なえるというもの。「サービス再起動を必要としないアップデート」は、パターンファイルのアップデート実行後に、サーバーのサービスを再起動する必要がなくなったというものだ。
なお、現在VB5.5やSP5.5は、トレンドマイクロにおいて検証中の段階のため、アクティブアップデートサーバーへの公開は行なわず、同社Webサイト上からのダウンロード提供のみとなっている。従って今のところ、通常の自動アップデート機能ではVB5.5などへのアップデートは行なえず、ユーザー自身がダウンロードして導入しなければならない。
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[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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