【ソフトウェア】
~IEで表示したコンテンツを1クリックでPDFに変換
米Adobe、PDF作成ソフト「Acrobat 6.0」英語版3製品発表
■URL
http://www.adobe.com/products/acrobat/main.html
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200304/040703AcrobatFamily.html
米Adobe Systemsは7日、PDFファイル作成ソフト「Acrobat 6.0」シリーズ3製品と、PDF閲覧ソフト「Acrobat Reader 6.0」を発表した。いずれも英語版が5月末に発売される予定だ。
現行バージョンの後継となる「Acrobat 6.0 Standard」では、Microsoft Office製品やInternet Explorerで表示されたコンテンツを1クリックでPDFファイルに変換できるようになった。その上位版となる「Acrobat 6.0 Professional」では、さらに「Microsoft Project」「Visio」「AutoCAD」などからのPDF変換をサポートしている。また、128ビット暗号による編集制御や印刷制御、文書やイメージなど複数のファイルを1ステップで統合し、ヘッダーやフッター、電子透かしなどを埋め込むこともできる。価格は、「Standard」が299ドル、「Professional」が449ドル。対応OSは、Windows 98SE(Standardのみ)/NT Workstation 4.0(SP6)/2000 Professional(SP2)/XP Home、Professional、Tablet PC、およびMac OS X v10.2.2。
このほか、企業向けボリュームライセンス製品である「Acrobat Elements」も投入される。英語版だけでなく仏語、独語版もリリースされる。ライセンス料は、1ライセンスあたり28ドル(1,000ライセンス)~。対応OSは、Windows 98SE/Me/NT 4.0(SP6)/2000/XP。
一方、PDF閲覧ソフトの「Acrobat Reader 6.0」では、「Photoshop Album」のスライドショーや、eBook形式ファイルの閲覧に対応した。従来、eBookファイルは専用ビューワー「Adobe Acrobat eBook Reader」が必要で、「Acrobat Reader」では、表示だけでなくダウンロードも不可能だった。
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(2003/4/8)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]
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