【ソフトウェア】
F-Secure、アンチウイルスLinuxサーバー版Ver4.50を発表
■URL
http://www.f-secure.co.jp/news/200304172/
日本エフ・セキュア株式会社は17日、同社のウイルス対策ソフト「F-Secureアンチウイルス Linuxサーバ版Ver4.50(以下、Linux版)」の販売を開始した。Linuxのほとんどのディストリビューションに対応し、価格は1サーバーあたり3万5,000円から。
Linux版は、LinuxベースのWebサーバーやファイルサーバー、FTPサーバーに対応したウイルス対策ソフト。特徴は、LinuxやWindowsのほかMS-Office、DOSウイルスにも対応する点や、ウイルス定義ファイルの自動更新、自動ウイルスチェック機能などが挙げられる。
新バージョンに新たに搭載された機能では、ウイルス検査エンジンの追加、ウイルス検査の常駐デーモン化、定義ファイル更新プロトコルの変更がある。
ウイルス検査エンジンの追加は、従来1種類だったウイルス検査エンジンを2種類に増やしたというもの。2種類に増えたことによって、従来のエンジンの苦手な部分を補完することができるという。ウイルス検査の常駐デーモン化では、常駐させることでリアルタイム検索が可能となり、ユーザーの選択肢が広がったことになる。また、定義ファイル更新プロトコルの変更では、従来FTPプロトコルで行なわれていたものをHTTPプロトコルに変更した。これは、企業のファイアウォール設定によっては、FTPプロトコル利用の際に、新たにファイアウォールに穴を開けなければならず、ほとんどの企業で既に開けられているHTTPプロトコルに変更したいという企業の要望に応えて実装した機能だ。
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(2003/4/17)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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