アットネットホーム、本社内に大規模テストセンターを開設
アットネットホーム株式会社は21日、同社の本社ビル内に国内ISPとしては始めて大規模テストセンターを開設し、稼動を開始したと発表した。
テストセンターは、広さ約130平方メートルの場所に19インチラックを31台設置し、作業スペースには最大20人が収容可能だという。センター内には、25種類100台のモデムが常設されているほか、負荷試験装置やスペクトルアナライザーも設置されている。また同社1階に開設されたスタジオとの間に回線を繋げて、光ファイバー網は最大線長12km、同軸ケーブル網は最大線長6kmを実現している。
アットネットホームでは、自社内にテストセンターを開設したことによって、実フィールドに近い環境での実験を身近で行なえることによる時間短縮のほか、機器ベンダー間の組み合わせテストなども可能といった利点を挙げた。
実際に行なわれるテスト項目は、ルーター、サーバーの基本動作テスト、負荷テスト、システムテスト、セキュリティテスト、スループットテストなど13項目が行なわれる予定。
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[Reported by otsu-j@impress.co.jp]