【事件】
WinMXで入手した海賊版ソフトをYahoo!オークションで販売していた男、逮捕
■URL
http://www.accsjp.or.jp/news/030423.html
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は23日、京都府警ハイテク犯罪対策室と城陽署が同日、海賊版ビジネスソフトなどを販売していた京都府城陽市の27歳の無職男性を著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。男性は、WinMXなどを使って入手したソフトをCD-Rに複製し、Yahoo!オークションに出品していた。
ACCSによると、男性は2002年12月からYahoo!オークションに海賊版ソフトを出品し、今年2月までの間に約20万円を売り上げていたほか、自分のホームページでも海賊版ソフトを宣伝・販売していたという。これらのソフトはWinMXやオンラインストレージサービスを使って入手したもので、23日に行なわれた家宅捜索ではビジネスソフトのほか、映画が複製されたものなどを含む約1,200枚のCD-Rが押収された。
なお、男性は海賊版を販売するにあたって、自らの行為は“フェアユース”の概念に基づいたものであり、「著作権法で認められている著作権が不当に及ばない使用の範囲」と説明していたという。
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[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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