【サービス/P2P】
米Cloudmark、迷惑メール対策のP2Pサービス「SpamNet1.0」を発表
■URL
http://www.cloudmark.com/company/press/release/2003-04-23.php (リリース・英文)
米Cloudmarkは、迷惑メール対策サービス「SpamNet1.0」を発表した。これは「Microsoft Outlook」にアドインソフトをインストールして利用するサービスで、P2P技術を使って最新の迷惑メール情報を分析、排除するもの。Cloudmarkではこのサービスのベータテストを続けてきたが、「SpamNet1.0」の発表にともない有料サービスへと移行する。
SpamNetの月額料金は4.99ドルで、30日間の無料試用期間を設けている。なおベータテスト参加者に対しては、月額3.99ドルの割引料金を設定している。Cloudmarkによれば、SpamNetのベータテスト利用者は40万人おり、彼らによって1秒当たり15件の迷惑メールが通知されているという。
有料サービスの「SpamNet1.0」では、「Microsoft Office 2003 beta2」にも対応。またメールマガジンなどが迷惑メール扱いされないように設定できる「Auto-Unblock」機能が追加されている。
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(2003/4/24)
[Reported by 青木大我 (taiga@scientist.com)]
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