【常時接続・ブロードバンド】
b-mobile、公衆無線LANサービス「みあこネット」に対応
■URL
http://www.j-com.co.jp/news/release/0313.html
日本通信が運営するPHSデータ通信サービス「b-mobile」は、京都を中心に展開する公衆無線LANサービス「みあこネット」とのローミングサービスを6月10日より開始する。料金は無料で、b-mobileのIDとパスワードのみでサービスを利用できる。
みあこネットは、特定非営利活動(NPO)法人の日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)が運営するサービスで、サービスエリアは京都市を中心として約200カ所に上る。従来まではモバイルインターネットサービス(MIS)が提供していた「Genuine」のシスムを採用していたが、2003年3月からは接続方式にPPTPを用いた「みあこII」の提供を開始している。利用にあたって料金は必要ないが、みあこネットに事前登録を行なう必要があるほか、Genuine方式で利用する場合は専用のソフトウェアをインストールする必要がある。
ローミングサービスの対象は、b-mobileのサービスのうち、メール専用サービス「U-MAIL」を除く6カ月契約、1年契約またはプリペイドサービスのユーザー。みあこネットは2003年12月まで提供される予定で、期間内はb-mobileのIDとパスワードのみで事前登録の必要なくサービスを利用できる。なお、日本通信ではすでにNTTコミュニケーションズのHOTSPOT、理経のBizPortal、JR東日本と日本テレコムおよびJR東海とNTT-MEの試験サービスにもローミング対応している。
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(2003/5/8)
[Reported by 甲斐祐樹]
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