【レポート】
日本インターネットプロバイダー協会、定時総会で活動状況などを報告
■URL
http://www.jaipa.or.jp/info/2003/info_030523.html
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JAIPA会長であるニフティ株式会社の渡邊武経氏 |
ISPの業界団体である社団法人日本インターネットプロバイダー協会 (以下JAIPA) は23日、東京・品川プリンスホテルで「2003年度定時総会」を開催した。総会では、2002年度の活動報告と2003年度の事業計画、新役員の承認などが行なわれた。
総会は、議長を現JAIPA会長であるニフティ株式会社の渡邊武経氏が務め、JAIPA会員各社の代表が分野ごとに活動報告する形で進められた。2002年度の活動報告では、安全に安心して利用できるISP事業者の基準を示す「インターネット接続サービス安全・安心マーク制度」が、今年に入ってからすでに63のサービスについて発行されたことなどが報告された。
2003年度の事業計画・部会活動案としては、インターネット利用における各社のサービス名の呼称について、可能な限り統一するよう呼びかけてゆくことを確認した。また、地域系ISPの情報交換の場「地域ISPの集い」を前年度に比べて倍程度の5~6回は行いたいとの活動予定などが報告された。
総会では、2003年度の新役員の選出も行なわれ、JAIPA会長は現会長の渡邊氏が続投することなどが承認された。
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(2003/5/23)
[Reported by 釜谷 建]
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