【コンテンツ配信】
NTT Comとアカマイが提携、日本最大規模のコンテンツ配信サービスを開始
■URL
http://www.ntt.com/release/2003NEWS/0006/0617.html
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は17日、米Akamai Technologies(以下、アカマイ)とCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)事業で提携し、6月下旬よりブロードバンド対応コンテンツ配信サービス「Broadband CDN Powered by Akamai(以下、BCPA)」を提供開始すると発表した。
BCPAは、NTT Comの国内バックボーンと世界的にCDN事業を推進しているアカマイのCDN技術を組み合わせたコンテンツ配信事業。特徴は、ADSLなどの回線の相互接続点(POI)にアカマイのコンテンツ配信サーバーを配置する点だ。これにより、エンドユーザーに最も近い位置からコンテンツを高速に安定して配信できる。また、アカマイは全世界で1万5,000台以上のコンテンツ配信サーバーを設置しているため、エンドユーザーはワールドワイドにCDNサービスを受けることが可能となった。
配信サーバーは、国内ではNTT Comが運用し、国外はアカマイの運用するサーバーを利用する。相互接続点に配信サーバーを設置するため、多くの配信サーバーを設置しなければならないが、NTT ComではBCPAのために新たに配信サーバーを用意したという。利用料金は、配信サービスだけではなく、コンサルティングサービスも含まれるため要相談。
NTT Comは、「BCPAの最大の特徴は、エンドユーザーに最も近い位置に設置された配信サーバーによる高速・安定配信だが、今後はコンサルティングをあわせた付加機能を拡充させていきたい」と語った。
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「Broadband CDN Powered by Akamai」のサービスイメージ
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(2003/6/17)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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