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新「MapFan」を96%オフの120円で販売開始、オフラインで使えるiOS/Android向け地図/カーナビアプリ

アプリのアイコンもナビ風のデザインになった

 インクリメントP株式会社は17日、地図/カーナビアプリ「MapFan」をリリースした。iOS 9.0~10.1、Android 4.4~7.0に対応する。オンラインでの地図表示やルート検索、音声ガイド付きナビゲーションなどの基本機能は無料で使用可能。オフライン地図機能や渋滞情報が使えるようになる有料オプションは365日チケットが3600円、月額コース(自動継続)が月額400円だが、リリース記念で12月1日まで、365日チケットを特別価格で提供する。リリース当初は96%オフの120円で販売を開始し、11月17日23時59分まではこの価格で販売。それを過ぎると、時間の経過とともに段階的に価格が上がっていく(価格はいずれも税込)。

 新MapFanアプリは、Androidアプリ「MapFan 2015」やiOSアプリ「MapFan+」の後継となるアプリ。従来もルート検索やナビゲーションなどの機能を搭載していたが、“本格カーナビアプリ”として全面リニューアルした。具体的には、ナビゲーション中はカーナビに特化した画面・地図デザインに自動的に切り替え、案内矢印や交差点名、残距離、走行レーンなどを大きく表示。運転中の視認性を向上させたという。また、要望が多かった「大型車規制考慮ルート検索機能」を新たに搭載している。

全画面表示の地図画面
音声ガイド付きのナビ画面
ナビ画面(横画面)
ナビ画面は、夜画面モードにも切り替え可能
大型車設定
ルート付近検索

 地図データは年12回更新され、オンラインでもオフラインでも最新の地図でルート案内するとしている。オンライン/オフラインどちらの地図データを使用するかは、アプリの設定画面で指定可能だ。なお、オフライン地図機能では、地図データを端末内にダウンロードしておくため、インストール時に約6.2GBの空き容量(データ容量は約5.5GB)が必要。また、地図データのダウンロードはWi-Fi接続が必要となる。

 有料オプションでは、オフライン地図機能や渋滞情報のほか、渋滞考慮ルート検索、オービス情報、駐車場満空情報、ガソリンスタンド価格検索が提供される。

 これら有料機能のうちオフライン地図機能については、購入した有料チケットの期間が満了した後も、端末にダウンロード済みの地図データは更新こそ受けられないが、そのまま継続して使用できる。通常はオンラインで最新の地図を使用し、ネットワーク環境の悪い場所あるいは災害などの非常時に、以前のオフライン地図に切り替えて使用するといったことも可能だ。

 なお、インクリメントPが提供する「MapFanプレミアム」(月額324円または年額3888円)の会員は、同会員IDでログインすることで、有料オプションも含めてMapFanアプリの全機能を利用可能だ。

 このほか、UIを見直し、ブックマーク登録を簡単に行えるようにしたという。地図サイトの「MapFan」とのブックマーク連携も行える。従来のMapFan 2015/2014、MapFan(Androidアプリ)、MapFan+に登録したブックマークは、今回リリースした新アプリにそのまま引き継げる。

渋滞情報、オービス情報、ガソリンスタンド価格情報
駐車場満空情報
スポット詳細情報
ブックマーク

 新しい地図アプリのリリースと同時に大幅な割引価格で販売をスタートし、時間の経過とともに価格をカウントアップしていく方式での割引販売は、Android版のMapFanアプリでここ数年、恒例となっているもの。ただし今回はiOS版もラインアップされていることから、App Storeの価格設定の制約上、これまで通例だった「97%オフの100円」からは少し高い120円での販売開始になった模様だ。

 割引販売期間における価格変動情報は、MapFanのTwitterアカウント(@MapFan_iPC)で逐次告知していく。

【追記 15:30】
 オフライン地図機能の地図データについての説明を加筆しました。