Shareで入手のアニメを無断上映、千葉県警がネットカフェを捜索

　千葉県警生活経済課サイバー犯罪対策室と市川署は26日、権利者に無許諾でアニメを上映していたとして、インターネットカフェ「まんがランド本八幡店」ほか3カ所を著作権法違反（上映権の侵害）の疑いで捜索した。同日、コンピュータソフトウェア著作権協会（ACCS）が明らかにした。

　ACCSによれば、被疑者は「Share」や「Perfect Dark」などのファイル共有ソフトで入手したアニメ3作品を店内のサーバーにアップロード。1月13日ごろから15日ごろまで、客用に設置したPCを通じて、客2人に3作品を3度にわたり上映し、著作権を侵害した疑いが持たれている。

　上映していたのは、「機動戦士ガンダム」「メジャー MAJOR・第1シリーズ」「ドラゴンボール」の第1話。千葉県警などは2009年12月に一般人からの通報を受け、今回、まんがランドの店舗ほか3カ所を捜索。このうち、まんがランド本八幡店からPC3台、サーバー7台、ハードディスク26台を押収したという。