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折りたたみ式に見切りをつけた? Samsungが出願した巻取り式スマホの詳細が話題に

 SamsungがWIPO(世界知的所有権機関)に申請した巻取り式スマホの詳細が明らかになり、海外で注目を浴びている。

 これはスマホを上に引っ張ることで、本体にキャタピラのように収納されているフレキシブルディスプレイの下部が現れる仕組みで、出願書類に書かれたイラストを見る限り、画面の高さはおよそ60%伸びる模様。同社が今春発表しながら発売が延期されている「Galaxy Fold」が折りたたみ式なのに対し、こちらは横にではなく縦に広がるという対称的なコンセプトなのが面白い。今週になって出願が明らかになったこの特許、あたかも折りたたみ式に見切りをつけて巻取り式に方向転換したように見えるが、出願そのものは2018年11月に行われており、そのような意図はなく、また、即製品化されるといった類のものでもないようだ。ちなみに発売延期になった折りたたみ式の「Galaxy Fold」は、現時点でまだ発売日が発表になっていない。