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ダイヤル式で不便極まりない「アンスマートフォン」が日本発送に対応、予約受付開始

 ロータリー式ダイヤルを備えた手のひらサイズの携帯電話機の自作キットが、新たに日本への発送に対応し、このたび予約受付が開始された。

 「The Rotary Un-Smartphone」と名付けられたこの製品は、いまや懐かしいロータリー式のダイヤルを備えた、オープンソースの携帯電話機。「アンスマートフォン」という自虐的な名前からも分かるように、発信はダイヤルを回して行う不便な仕様だが、一方で連絡先リストをmicroSDに保存できるほか、前背面にそれぞれOLEDとE Inkのディスプレイを搭載、さらにUSB Type-Cで充電可能と、実はなかなかのハイテクぶり。昨年、DIYキットとして発表された段階では3G限定だったが、今回の量産モデルは4G/3G/2Gをサポートし、ベータテストという扱いながら日本への発送にも対応している。価格は351ドル、出荷は今夏ということで、気になる人はサイトをチェックだ。