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「利用萎縮につながらないよう」GitHubに関してコンピュータソフトウェア協会が声明

 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が、GitHubに関する対応とお願いと題した声明をウェブサイト上で発表した。

 これは先日、GitHubを経由して大手金融機関などのソースコードが業務委託先のエンジニアの手によって大量に流出した事件に端を発するもので、大手企業の間でGitHubを含むクラウドを危険とみなし、利用を禁止しようとする動きがあることを憂慮。「Githubをはじめ、外部のクラウドサービス利用の萎縮につながらないよう、各社の節度ある情報セキュリティ設計を要請」するとして、今回の背景および具体的な対策、さらには組織がどのように向き合うべきかを簡潔にまとめるとともに、これらをPDF化した資料もダウンロードできるよう用意している。今回の一件を機にGitHubへの風当たりは強くなっていることからも、現状を把握した上での望ましい指針として、今回の声明は役に立ちそうだ。