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何が起こった? 英国の各サイト、一斉にグレースケール化で物議を醸す

 英国のさまざまなウェブサイトが、英王室フィリップ殿下への弔慰を表すためにウェブサイトのグレースケール化を行っていることが、各所で物議を醸している。

 これは先日99歳で亡くなったエジンバラ公爵フィリップ殿下への弔慰を表すことを目的に、英国のさまざまなウェブサイトが、トップページ以下のグレースケール化を行っているというもの。中にはスクリプトによってオンとオフを切り替えられるサイトもあるが、色で識別可能なボタン類まですべてグレースケール化されているウェブサイトもサイトもあり、アクセシビリティの観点からは批判の声が上がっている。またこれがウェブサイト運営における一般的なマナーとして定着すると、今後は元首クラスの人物が亡くなるたび、グレースケール化しないサイトは不謹慎だとバッシングが起こりかねないことを危惧する声も。なお、ウェブサイトのいくつかはいまなおグレースケール化したままだが、17日の葬儀が終わり次第、元に復帰すると考えられる。